FOMAはカード型の無線送受信機で、パソコンのカードスロットに差し込み使います。
転送速度は64Kbのパケット通信ですので、最新のADSL等とは比較にならない遅さです。小生の使っている少し古いISDN64Kbとほぼ同じ速度のはずですが、残念ながらそれよりも遅く、また、データの転送中に信号が切れて、再接続を何度もする必要があって、いささか苛々しました。
パソコン5台、FOMA5台があり、最初の一台はうまい具合にインターネットにつながりましたが、残りの4台は少し時間を要しました。
インターネットに接続するための、IDなどは個々のFOMA内に書きこまれていて、パソコンにこれを動かすソフトを入れ、カードからのIDデータなどをパソコンに書きこまないと動きません。
設定済みと言う事だったが、パソコンとカードの組の指定は無く、まぐれで当たった最初の一台以外は、再設定が必要でした。CD−Rからソフトをインストールして最初から設定をしなおしました。
また、使った図書室がコンクリートの建物だったので、電波状態が悪く、なかなかつながりません。そうこうする内に、ウイルスソフトが立ちあがり、よく読む時間も無かったので、別のパソコンに移動し、最初のとで計3台がつながりました。この時に、FOMA毎に感度が少し違うことに気付き、パソコンがFOMAを選んでいるようでした。
デジタル転送の筈で、感度はほぼ同じ筈だが・・・・。真相は不明です。
パソコンのウイルスソフトの表示は、つながった3台は、確か稼動していますと言う表示だったので、いちいちうるさく、動作を停止させました。
残りの2台は、ウイルス名が表示され、インターネットとつなぐことをあきらめました。
この件の詳細は調べませんでした。丁度感度の低いFOMAが2台あったので、共に使用をあきらめました。後日談では、ウイルスを削除しましたと言う表示だったらしいが、パソコンを再起動しても、表示は消えず、これも真相は不明です。
31日には、パソコンを窓際に移動し、ウイルス表示のあった2台も再設定し、軽快とはいかないまでも30日よりは、信号が切れるのが改善されました。