タイトル:ABS21と私

入江恭生さんの場合:
インターネットサロン視覚障害者サポート担当運営委員の入江さんは、2001年10月から青葉区視覚障害者福祉協会でパソコン教室のインストラクターをしていた時に、PC機器の設定などの援助をしてくれたABS21会員と知り合いました。 そのころ、入江さんは、視覚障害者になったばかりでしたが、もともとシステム関係の仕事をしていたこともあり、サロンで視覚障害者の音声でのパソコン利用のお手伝いが出来ればと考え、2002年8月に、ABS21に入会しました。 以来、月2回のサロンには出来る限り出席しているそうです。 運営委員としてサロンを中心にして活動されて、早くも9年が過ぎました。また神奈川県のライトセンターのパソコンクラブでも、クラブ員のパソコン利用についての支援を続けていらっしゃいます。

入江さんからのメッセージ

中途で視覚障害者になった方の多くは、自宅で引きこもりがちになることが多く、更に、情報弱者の状態で一時期は真っ暗闇の中にいた人たちも、インターネットサロンに来て交流することで、普通の生活に戻られた方もおられました。加えて社会参加も可能になり、喜んでいる方もございました。

人の役に立てるということは、自分の喜びでもあります。人間は社会的動物ですので家族だけでなく、色々な方々とお付き合いできることは楽しいです。ABS21に入会して、本当に個性豊かな方々との交流ができ、楽しく充実した日々となりました。たしかに、障害をもつと、受身で暮らしがちですので、このページを偶然に閲覧された方で、お悩みの方が居られましたら、「人間らしいふつうの生活」を取り戻すためにも是非ABS21にお声をかけてください。

会員一同お待ちしております。私は、パソコンを利用して、仲間との交流、インター ネットでのニュース閲覧、分からないことの情報検索、またラジオや新聞、ネット講座や 音楽、および録音図書(Daisy図書)などを聞いて楽しんでおります。


ページの冒頭へ 目次へ戻る