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● ワークショップ「粘土で造形」
視覚障害の方と共に--触覚で表現する--
実施日時:2001年2月12日(月)10:30〜11:30AM
参加者: 13名
講師・スタッフ: 3名
シュタイナーの治療教育を実践しているドイツ在住の仲正雄先生の指導の元に行われたワークショップの再現。
1kgの粘土の塊を使い、粘土を通して、指先の感覚や手の感覚の世界を体験しようという試み。目を閉じた状態でも造形を続けるので、視覚障害の方々の世界をある意味では体験する事にもなった。
費用は500円。
ワークショップを終えて:
障害を超えた世界の豊かさを改めて実感させていただきました。
粘土の体験をされた皆さんは、このワークショップを通じて個性の多様さと素晴らしさを実感されたのではないかと思います。多様な個性を認め合う事、受け入れる事がバリアフリーだとするならば、今日皆さんが共有された空間はまさにバリアフリーそのものでした。
このような空間が街のどこにでも見られるようになれば、きっと優しさいっぱいの世界に変わるのではないかなと、ふとそんな事を考えさせられたワークショップでした。
担当 木本麻里子