平成18年6月 青葉区視覚障害者福祉協会(青視協)
福島県、五色沼、裏磐梯を楽しむ!! 参加者32名

印刷16頁.pdf 記 ABS21 星野

平成18年6月3日(土)曇りのち晴

朝、あざみ野駅前に集合し、あざみ野地区センター前から横浜市福祉バス 「あおぞら」に乗り込み、8時35分一路北の方向へ出発しました。 参加者、32名、心浮き浮きです。
東名高速道路の市ヶ尾インターから入り、ガイドさんの挨拶の後、 お茶菓子と飲み物が配られ、得意のカラオケが始まり、笑いと拍手に包まれました。
首都高速道路から東北自動車道へ入り、羽生サービスエリアで一休み。
バス・あおぞら 空気がおいしい
画像左: 二日間世話になった、「横浜市社会福祉協議会・横浜市福祉バス・あおぞら」
画像右: バス内の禁煙はつらかった。外の空気はひんやり気持ちが良いな!!
昼食をとる バスに乗ろう
その後、12時20分、那須サービスエリアで昼食をとりました。
画像左上:昼食を味わう!  画像右上:満腹だ〜とバスに乗り込む
表側の磐梯山 画像左:バスの窓から見た磐梯山の南側

13時10分出発しました
東北自動車道から、磐越道へ入り、14時55分、最初の目的地「五色沼」へ到着。

ここは磐梯山の北側ですので、裏磐梯です。
五色沼には、5個以上の多くの沼が在りますが、この様な呼称で呼ばれています。 色も5色以上の色があり、沼によっては季節ごとに色が変化します。
幹事さんの手配で、「環境省」の係員が案内をしてくれました。
4人づつの班に分かれて引率され、説明を聞きながら散策しました。
五色沼に行こう
画像上:バスから降りて、五色沼散策へ行こうと張り切る面々。
道路わきの地図
画像上:散策道路わきに設置してある地図「五色沼自然探勝路」。
赤沼 説明を聞きながら歩く
画像左:赤沼です。 殆んどの沼が青乳白か緑乳白で五色というのには少しむづかしい中で、 一箇所だけ、沼の端に、3メーター位の円形で、 コーヒーカップの中央に牛乳を静かに落とし、その上に抹茶を少し落とし、 かき回したような綺麗に3色が分離した箇所がありました。 これは異次元の世界の様でした。
画像右:「環境省」の係員と共に散策。
弁天沼
画像上:弁天沼です。青乳白です。
多くの沼の色がこの青乳白かもう少し緑がかった緑乳白でした。
岩もある散策道
画像上:杖を頼りに歩くには少し難儀な岩もある散策道です。
磐梯山
画像上:るり沼で散策道を外れて撮影した、北側から見た磐梯山です。
左:櫛ヶ峰(くしがみね)1636m、右:磐梯山1819m、です。
散策道は山坂は少ないですが、道路の中央に大きな岩があったり、 狭い木道を歩いたり、少し難儀な箇所もありました。
初夏ですので、木には葉が生い茂り、沼の全景を眺める事は殆んど出来ませんでした。 潅木は高さ30メートル以上に育ち、その割には、 あの林の中へ入るとムッとする青臭い林のにおいもなく、 期待はずれの感もありました。
係員の話では、気温と湿度が低いので匂いも出なくなるのでしょう、と言う事でした。
気温18度、湿度50%位でしょう。 約4Km、ゆっくりで2時間の散策を楽しみました。
終点に到着
画像上:五色沼散策を楽しみ終点に到着しました。
この後の予定と、明日の計画の説明を受けました。

バスに乗り、「休暇村裏磐梯」へ行きます。
17時、「休暇村裏磐梯」へ到着です。 ややこしい名前ですが、周辺一体の高原と宿泊施設が一緒になった名称です。
画像下:宿泊施設の南側の全景です。総3階建て、横長さ150メートル。 我々が泊まったところは、左端の1番上です。入り口・玄関は建物の北側です。
休暇村裏磐梯
一休みの後、風呂へ入りました。大浴場には露天風呂もありましたが、露天風呂は底が深いのと、泥湯でぬるぬるしていると言うので敬遠しました。
泉質/ナトリウム硫酸塩泉、炭素水素塩温泉、でした。

18時から夕食です。幹事さんの挨拶の後、宴会が始まりました。
バイキングスタイルの食事で、多くに種類のおかず、パン、ご飯があり目移りしてなかなか決まりませんでした。飲み物もあり、バックグランドミュージックも始まりました。つまりカラオケです。曲の主人公になりきって歌う人、編曲をしながら歌う人など、多くのスタイルの歌唱を楽しみました。
夕食です カラオケも
画像上:テーブルは左と右にあり、中央が通路でゆったりと食事を楽しめました。

21時散会。その後は、自室で2次会を楽しむグループ、 すやすやと自分の世界に入ってしまう人と、いろいろなパターンで過しました。

平成18年6月4日(日)うす曇りのち晴

「休暇村裏磐梯」は、磐梯山の噴火で出来た高原で、大小300もの湖、 沼が点在し、宿泊した施設はその中央に位置します。
全部で93haの広さがあります。 貸し自転車もあり、キャンプ、テニス、釣り、スキーと1年中楽しめます。

7時、朝は気温16度くらいでした。外へ出ると空気が少しひんやり。
朝食を昨日と同じ食堂でバイキング形式で摂り、一休みの後、近くを散策します。
入口玄関
画像上:宿泊施設の入口・玄関の全景です。無駄のない綺麗な幾何学模様です。
ここには、定時運行のバスも2社運行されていますが、本数は少ないです。
会津バス、上下で14本。磐梯東都バス、上下で5本、です。また、ここのバス停留所名は、「休暇村宿舎前停留所」と「休暇村本館前」と別の名前が表示されています。
打合せ
画像上:本日の計画の説明と、昼食の希望を聞きました。
画像下:天気は、多分快晴になるでしょう。いざ、出発!!
出発
9時、玄関前に集合、昨日と同じ班の構成で、休暇村の散策道を歩きます。
木道 レンゲ村看板
画像左:林の中の、1.5mくらいの木道を抜けます。
画像右:レンゲ沼入口の看板です。ここから始まります。

正式名は、「磐梯朝日国立公園」です。
2時間くらいの散策で、昨日よりは少し歩きやすい道路を期待して・・・。
レンゲ村地図
画像上:散策の途中で見た全景の散策道路地図です。
休暇村本館から南へ下がりレンゲ沼、中瀬沼展望台、北上して、一休みの後、 1番上のハス沼を見て、休暇村本館へ戻りました。
気分の良い高さ 怖い木道
画像左:広場では空も高く快晴で気分も上々です。
画像右:二日酔いでは落ちそうな、狭い木道です。気温と気分の両方で涼しいです。
磐梯山
画像上:左:櫛ヶ峰(くしがみね)1636m、右:磐梯山1819m、手前:中瀬沼
画像下:高台の中瀬沼で一位休み、上の画像の景色を眺めます。
磐梯山を見ながら一休み
磐梯山の説明・看板
画像上:磐梯山の噴火の最近の様子、明治21年(1888)の2回の大噴火で地形も変わってしまったなど、説明の案内図看板があった。
散策を
画像上:左回りと右回りのグループがすれ違い、やあやあと声をかけあう。
休憩所で一休み
画像上:裏磐梯サイトステーションで一休み。
最後のハス沼へ
画像上:最後のハス沼へ行く。周りは初夏の緑がいっぱいです。
ハス沼
画像上:ハス沼です。ここにはハスはありませんでした。
気温20度、湿度50%くらいでしょう。歩いても汗をかく温度ではありません。
12時昼食です。朝散策に出る前に注文した食事が出ました。 おかずにビールを追加した人もいました。
12時40分、帰路につきました。
13時、磐越自動車道に入る前に小休止です。 コーヒーなどをいただき、また、味見をして、お土産のお菓子なども購入しました。
13時50分、磐越自動車道へ入り、東北自動車道の那須サービスエリアで少し休み、 後はトイレ休息をとりながら、18時35分あざみ野駅前につきました。
何事もなく、帰着した事に感謝!!解散。

小生の個人的な感想

万歩計の表示が、初日は10,000歩、2日目は12,000歩でした。 これは、あざみ野駅からの往復の歩数です。
五色沼の散策、磐梯朝日国立公園内散策と2日とも、よく歩きましたが、皆様方の健脚ぶりに驚きました。 残念なことは、林の匂い、水の香り、風の薫りなどのにおいに乏しかった事です。 気温と湿度が低いので、においが出ないのだそうです。
少し苦しかったことは、バイキング料理の種類が多く、その説明に苦労しました。 材料、煮物、焼き物、蒸し物、和食、洋食、中華、塩辛い、普通味、甘辛煮、などなど、 説明する方も苦労ですが、説明される方も、頭の中で咀嚼してからOKとNOを振り分け、次の説明を待つ、これは、双方にとってむづかしい問題でした。
鈴 今回、小生は、鈴を4個持参して、帽子等につけてもらい、皆で鳴らしながら、あちこち歩きました。鈴の音が聞こえると、仲間が近くにいるという安心感を体験しました。
バックの小さな花は、宿の南の池に咲いていた「水芭蕉」です。 撮影枚数300枚。
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