タイトル:「差別偏見大歓迎 べてるの家のバリアフリー」 講 師:斉藤道雄氏(ジャーナリスト) |
斉藤氏は長くべてるの家を取材してきました。今では単にジャーナリストとしてだけでなく、一人の人間として、べてるの人びとの生き方、暮らし方を見つめ続けています。氏の言葉を借りると、「べてるの家は、差別偏見はあって当然、習うより慣れろ」だといいます。「差別偏見に対してべてるの家がとった戦略は、相手を糾弾するのではなく、まずありのままの自分たちを見てもらうことでした。顔を出し、名前を名乗り、精神病を隠さず町の人に語りかけたのです。それは“弱さの情報公開”を進め、“誰も排除しない”という彼らの生き方がもたらした自然な方向でした。つまりべてるの家は、健常者をも排除しなかったのです。」 日々、様々な人たちとともに暮らし生きていく私たちにとって、人間関係のあり方を再考するきっかけを、斉藤氏の話からつかんでいただければと思います。 |
1983年、北海道浦河町の廃屋を使い、日赤病院の精神科を退院した数名の人達がはじめた共同生活体。当事者自らが社会福祉法人と有限会社を経営し、地元の名産日高昆布や介護用品の販売などを行っている。「ニュース23」などの報道番組を通して広く知れ渡り、今では精神障がい者ばかりではなく、全国各地から150人以上の人たちが集まって様々な活動を展開しており、そこへの居住を希望する人が後をたたない。 http://bethel-net.jp/ |
タイトル:「差別偏見大歓迎 べてるの家のバリアフリー」 講師 :斉藤道雄氏(ジャーナリスト) 日時 :2008年2月23日(土) 10:00−11:30 場所 :青葉区福祉保健活動拠点ふれあい青葉 2階 多目的研修室 ※駐車場がありませんので、交通機関をご利用下さい。 主催 :青葉バリアフリーサポート21(ABS21) 青葉区社会福祉協議会 定員 :40人 参加料:無料 申込・問合せ先:
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<べてるの家のミーティング光景> |
電子メールアドレス:abs21-lecture@yahoogroups.jp 締め切り:2008年1月31日(木)必着。 申込者多数の場合は抽選となります。 連絡がない場合は、そのままお越しください。 一時保育及び手話通訳: 必要な方は、申し込み時に社会福祉協議会担当まで直接ご連絡 ください。 なお、保育は定員10名(6ヶ月以上、先着順)保育料金は 乳幼児お一人につき500円。 |
講師プロフィール: ジャーナリスト。慶応大学卒後、TBS報道局で社会部記者、 「筑紫哲也NEWS23」プロデューサー、解説室長を担当。 精神障害、身体性、マイノリティ、言語権などをテーマとしてきた。 現在も、べてるの家に通って取材を続けている。 著書: 「原爆神話の五〇年」(中公新書 1995年) 「もうひとつの手話」(晶文社 1999年) 「悩む力」(みすず書房 2002年)第24回講談社ノンフィクション賞受賞 「希望のがん治療」(集英社新書 2004年)など |