介護付有料老人ホーム ぴあはーと藤が丘

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所在地:〒227-0043 
      横浜市青葉区藤が丘2−4−8
      (藤が丘駅北口から徒歩1分)
       Tel.:045-972-0172
       Fax.:045-972-0210
       2000年6月にオープン
施設長: 岡崎公一郎氏
入居定員:32名(全個室)
介護体制:入居者1人に対して職員は1.8人
        (常勤換算)
入居者の介護度:要介護5度から自立まで
入居者安全管理システムの写真『入居者安全管理システム』
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 施設の特徴および概要等は、「ぴあはーと藤が丘」をご覧いただければ詳細がお解かりになると思いますし、これまで多くの新聞、雑誌等に人気の有料老人ホームとして取り上げられ、ご存知の方も多いでしょうから、その人気の秘密を取材者の目で見て、感じたことについてここでは触れてみたいと思います。

 取材したのは、2007年11月29日、曇り空のとても寒い日でしたが、玄関を入るとふんわり柔らかな風を感じ、普通のお宅を訪問したような温かい感じがしました。
さて、この施設の大きな特徴が、岡崎氏が考案し開発された技術者ならではのさまざまなハイテク機器の導入です。
 ご存知のように、介護現場でもっと多い事故が転倒です。家庭や施設で高齢者が転倒骨折で寝たきりになってしまうことも多いと聞いています。しかし、転倒防止の見守りが十分できないのが現状ではないでしょうか。そのような、介護施設の現場が抱える悩みを解消しているのが、『入居者安全管理システム』。
 このようなハイテク機器を使う側のスタッフの教育訓練を徹底し、機器導入後の転倒事故は1件。いまではスタッフも入居者の危険を予知し判断する力がアップし、ゆとりをもって入居者に対応できるようになったそうです。
 『事故は、ご本人も痛いですが、スタッフも辛いですからね‥』、と、岡崎氏。
 また、趣味の世界が広がる楽しい企画・イベントも盛りだくさんで、岡崎氏自ら手品やカラオケ、ピアノ伴奏など皆さんと一緒に過ごされるなど、経営者というより施設の父親的な(適切な言葉ではないかもしれませんが)存在ではないかと思いました。
 このような人とのふれあいの中で、岡崎氏自身の心のセンサーが入居者や家族の表情を捉えニーズを感知し、明日への介護に活かされているのではないでしょうか。
 施設は、どんな多くの説明よりも生活体験をして、入居者の話(評価)をお聞きになるとよくわかると思います。
 ご利用の前に見学体験をおすすめします(*施設は見学、体験入居もできます)。
「ぴあはーと藤が丘」は、あたたかい雰囲気で毎日が楽しく安心して過ごせる数少ない施設のひとつではないかと思います
 取材にあたって、長時間お付き合いいただきました岡崎氏に感謝いたします。
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 ところで、介護保険制度と老年人口について、少し触れてみたいと思います。
介護保険制度は、介護が必要な人に介護サービスを総合的・一体的に提供し、社会全体で支える仕組みとして創設され、2000年(平成12年)にスタート。
 2005年に制度が見直され、改正の内容のひとつに「予防重視型システム」の導入があります。介護が必要になることを防ぎ、悪化しないように、つまり、「寝たきり」を減らし、自立した生活を目指した予防介護の考え方が積極的に取り入れられることになりました。 
 また、住みなれた地域でサービスが受けられる地域密着型サービスも創設され、介護サービスの質の確保・向上介護サービス事業者の情報公表を義務づけ、事業者に対する指導・監督が強化されました。
 有料老人ホームも入居者保護の観点から情報開示、倒産等の場合に備えた一時金保全措置などが義務化されました。
 老年人口について、国全体では下記のグラフを参照してください。
国全体の老年人口のグラフ
 次に横浜市についてみてみると、横浜市の人口は3,606,797人(平成19年1月1日現在)、老年人口(65歳以上)は639,941人です。
 介護保険がスタートした平成12年は、それぞれ3,426,651、477,053人で、人口に占める老年人口の割合が平成12年の13.9%から平成19年には、17.7%に増加しています。ただし、青葉区は都筑区の次に老年人口が少なく10%以下。
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