中途障害者地域活動センター
〜青葉の風〜

所在地: 横浜市青葉区市ヶ尾町1170-4 ステイヒルズ1階
電話・FAX:045(972)6751
URL:http://www.geocities.jp/aobanokaze2002/home.htm

活動目的:
青葉の風は、脳血管疾患などの後遺症による在宅の障害者が創作・軽作業や生活及び地域交流活動等を通じて、地域社会で障害の仲間や地域の人々と共に自立した生活を目指して活動することを目的としています。

活動内容
各種専門委員会が企画しメンバーが参加・活動する形式で活動しています。
行事・リハ委員会
手工芸委員会

広報委員会
メンバーは、いずれかの専門委員会に所属して企画から活動に参加します。
その他に七宝焼きや皮細工、染色などに挑戦しています。


利用できる方
市内在住の脳血管疾患などの後遺症による、原則としておおむね40歳から65歳未満の在宅の中途障害者で「青葉の風」の目的・利用方法・作業内容などオリエンテーションを受け、それらを了解した上で原則として、自力通所ができ週一回以上通所できるかた。

利用時間
月曜日から金曜日
午前10時〜午後3時30分まで
休日:土、日曜日、祝祭日、夏季、年末年始

利用料
月額1000円

「青葉の風」の「風」にはいろいろな思いが込められています。
最初、北風を感じ家の中に閉じこもっていました。
やがて南風を感じられるようになり、思い切って外にでてみました。
そして、いろいろな風にあたり、その中で自信と希望を取り戻しました。
これからは、さわやかな風を仲間に、地域に送ることができれば・・・。
それが私たちの「青葉の風」です。


青葉の風訪問記】
 約束の時間には間に合うだろうと思いながら、市ヶ尾駅から“青葉の風”へ向かいました。
道路には全て歩道が設けてあるということだったのですが、国道246号線に掛かる陸橋にたどりついた時分には「会員の人は毎日これを乗り越えていくのだろうか・・」と思うほど「なんだ坂こんな坂」とリハビリのつもりで掛け声をかけながら、やっとのことで渡りきりました。商店街に沿って歩いて行くと「おさかな広場」という交差点が見え、そこを左折して坂を下ってゆくと“エネスタ”ビルが見えました。

 このビルの一角ということだったので近づいていくと、所長の中野さんがやきもきしていたという風に「今、皆、帰宅前の体操をしていたの」と言いながら、私達を出迎えてくれました。少々恐縮し、案内されるまま中へ。

 部屋は道路に面していて窓も大きく採光が良いせいかとても明るく感じられました。それにも増して中野所長が元気にハキハキされていて、会員の皆さんも影響されたように明るく元気そうに思えました。

 椅子に座っていると、壁一面に布が広げてあるのに気づきました。伺ってみると、注文品の手染めのバンダナだそうで、300枚製作に追われているのだそうです。

 体操も終わり一段落した頃に皆で席につき、我々の用件である「青葉の風」をABSのホームページ掲載することについて話が及びました。その場にいた人のうち、4人が自宅でインターネットをみることができるということでした。「ホ−ムページに掲載することによって何か反応があるのか」という質問も出ました。

 “青葉の風“の活動の方向性は、行事・リハ委員会、手工芸委員会、広報委員会の三部門です。それらは地域交流を目指したものでしょう。ホームページに掲載することにより、その性質上多くの人の目に触れ、繰り返し繰り返し見られる特徴もあり、また、会の活動報告などの情報発信が出来、深く広域に交流をもつ可能性を持っているので、是非にと掲載をお願いしておいとました次第です。
(2002.9.30 H.Okajima記)
親睦とリハビリを兼ねた製作現場で明るく元気に活躍されている方々のお写真
活動風景の写真 その1 活動風景の写真 その2 活動風景の写真 その3 活動風景の写真 その4


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