私のレポート --新幹線 (00/12/04) --
やってみたら大変ではなかった新幹線での里帰り。
新幹線には、障害者用の個室と車椅子ごと乗り込めるオープン席があります。
今回、新幹線を利用して車椅子に乗っている息子(5才)と名古屋まで出かけました。
今まで、歩けない息子を連れて出かけるのは大変だろうと車でしか行ったことが
ありませんでしたが、
実際には、車で5時間かけて行くよりも新幹線で行くほうが楽 でした。
まずチケットを予約するのですが、車椅子用の席は一般の席と管理しているところが
違うらしく、買うのに時間がかかると聞いていたのであらかじめ電話でお願いして作っておいても
らい
取りに行きました。
最初、十日市場駅に電話をしたのですが、対応した方が車椅子用の席について知らないらしく話が通じなかったので、長津田駅に電話をかけなおし、こちらで作ってもらいました。
我家の場合、個室のほうが便利なので個室を予約しました。人目を気にせずおしめを代えれるし、トイレがすぐ前にあるので子供を残し、私も
トイレに行くことができます。騒いでも気にならないし、ちょとリッチな気分になれます。個室には2人分のシートがあり、その前に車椅子がそのまま入れるスペースもあります。このスペースには倒して使えるソファーのようなものも付いています。
新横浜駅までは、車で送ってもらいました。乗り換えがあるので、車椅子でスムーズに到着できるか不安だったので・・・困った時は、駅員さんやお客さんにお願いすればいいのですがやっぱり勇気がいります。パパは車椅子を平気でエスカレーター(普通の)に乗せるのですが、 私は恐くて出来ません。
ホームで待っていると、出発時間が近づくと駅員さんがやってきて、乗口まで案内してくれ、
乗せるのを手伝ってくれます。新幹線に乗るとなかで車掌さんが待っていて個室に案内してくれます。降りる駅が近づくと車掌さんがノックしてくれ、降りるのを手伝ってくれます。私達は名古屋駅で新幹線を降り、東海道線に乗り換え大府駅まで行きました。
名古屋駅に着くと ホームで駅員さんが待機しており、エレベーターまで案内してくれます。エレベー
ターには鍵がついていて、駅員さんと一緒じゃないと乗れないようになっていました。エレベー
ターで下におり、駅の中の商店街を通り、今度は東海道線に乗るホームまで連れていってくれました。
ホームの下の一般の人は入れないような地下道を通り、ホームに荷物を運ぶ貨物用エレベーターに乗り上にあがりました。ちょっと冒険気分でした。あらかじめ降りる駅に連絡して
おいてくれるので、大府駅に着くと駅員さんが待機しており、スロープになっている出口まで案内してくれました。
大府駅にはおじいちゃんが車で迎えに来てくれました。たくさんの駅員さんの協力により
スムーズに実家までたどりつきました。
駅員さんに感謝です。これからも新幹線を利用しようと思いました。
どこの駅にもあたり前にエレベーター が設置されていれば、もっと便利になり、もっと気楽に
電車が利用できるようになるのにとも思いました。
尚、障害者割引があるので、割安になります。(障害者手帳の提示が必要)
ちなみに、私が子供と2人で新幹線に乗った場合は、本人と介護者(私)の乗車料金が5割引になります。
(子供は5才ですが席を使うので)特急料金の割引はありません。
障害者用の個室でもこの割引額は変りません。
高速道路の通行料も5割引(端数は切上)です。
(障害者手帳の提示と割引証が必要)